中原区の遺品整理・生前整理は認定遺品整理士在籍のエンドロールにお任せください

遺品整理と生前整理と不用品回収の違い

遺品整理

遺品整理とは、故人の「持ち物」を整理して片付けることです。預貯金や証券以外の動産全般が「遺品」に該当するため、手紙や写真といった個人的に思いが詰まったものから、家具や家電製品、貴金属、衣類、本やCD、印鑑まで、さまざまなものが含まれます。最近では、故人のスマホでないとアクセスできない「デジタル遺品」も話題となりました。

遺品整理は、時間も手間も必要です。遺品整理を行うのは原則として家族や親族ですが、最近では、遺品整理業者が代行するケースも増えています。

遺品整理業者は、手紙や写真などの思い出の品に関しては遺族に引き渡す一方、遺族に確認してもらった結果、処分することになった動産に対しては、買取や無償回収、処分を行います。遺品整理以外にも、遺品の供養・炊き上げ、家や部屋の掃除など、遺品整理全般にかかわることを遺族に代わって行ってくれるのが特徴です。

生前整理

生前整理とは、人生の終わりに向けて、自分の身の回りの「持ち物」や財産を整理することです。生前整理というと、余命いくばくもない高齢者が生きている間に自分のものを処分するイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、生前整理には、捨てるだけでなく買取や贈与、パソコンのパスワードなどのデジタルアカウントを家族と共有することも含まれます。

生前整理の目的はいろいろあるのですが、一番の目的は、ものを減らすことです。歳を重ねて増えた自分の所有物の中で本当に必要なものだけを残しておくことで、自分の死後に家族の負担を軽減できるだけでなく、介護施設などに入所することになった場合でも荷物を整理する手間が省けます。

生前整理を行うのは自分自身です。遺産相続や遺言書の作成において誰に何を残すか検討できるのも、生前整理のメリットです。

不用品回収

不用品回収とは、家具や大型家電といった粗大ゴミなどの不用品を回収するサービスを指します。自治体で回収できないものを引き取ってくれるのが不用品回収の特徴です。

不用品回収業者は、回収だけの業者と、回収と買取の双方に対応してくれる業者に分かれます。買取にも対応している業者に依頼すると、まだ使える家電などを買い取ってくれるため、売却益を回収費用に充てることが可能です。不用品回収業者が、遺品整理を代行するケースも少なくありません。

遺品整理業者と不用品回収業者の違いは？

遺品整理業者も不用品回収業者も一般廃棄物処理業の許可を取得している専門業者です。不用品回収業者が回収する物品には遺品が含まれることもありますが、遺品整理にはデリケートな対応が求められるため、遺品整理を得意としている業者に依頼することをおすすめします。

遺品整理士という専門資格を持つスタッフがいる業者に依頼すれば、故人や遺族の思いが詰まった品物の処分に対して、誠意をもって対応してくれます。弁護士や税理士などと連携して「相続」手続きを代行してくれる遺品整理業者もいますので、状況によって依頼を検討すると良いでしょう。

遺品整理を始める時期やタイミングはいつから？

遺品整理を始める時期は、家庭の事情によってさまざまです。賃貸住宅の場合は、家賃がかかるため、亡くなった月の末日や翌月末までに遺品整理を完了させるケースが少なくありません。

持ち家の場合は慌てる必要がないため、四十九日法要や新盆、一周忌・三周忌法要などを目安に遺品整理する場合が多い傾向にあります。遺族が一堂に会するタイミングで遺品整理を行うと、遺族全員の意見を聞きながら形見分けができるため、トラブルを回避することが可能です。

まずは遺族の気持ちの整理を優先し、故人の思い出の品物と向き合う心の準備ができてから遺品整理に取り掛かりましょう。

遺品整理のやり方とコツ

遺品整理を家族で行う場合、故人の思い出を振り返りながら片付けできます。費用も抑えられるため、体力や時間に余裕がある場合、家族が行うのが一番です。しかし、遠方に住んでいたり、仕事や子育て、介護などで時間が取れなかったり、高齢で体力的に難しいご家庭も増えているため、業者に依頼するケースもあります。

遺品整理のやり方は、まず遺品を分類することから始めます。形見分けや再利用できるものは取っておき、それ以外は廃棄します。最近では車も遺品整理の対象となっており、買取や処分などに手続きが必要な場合もあるため、注意が必要です。

生前整理はいつから始めるのが良い？

生前整理はある意味、長年の暮らしを変えることにつながるため、高齢になってからでは遅いケースも少なくありません。生前整理には体力と気力が必要になるので、40～50代から「終活」として始めることをおすすめします。

生前整理のやり方とコツ

生前整理のやり方として、必要なものと不要なものを分別します。一定期間使っていないものは捨てるなど、ルールを決めて分別すると整理しやすいです。パソコンやスマホ、タブレットに入っているデータも一度分別することをおすすめします。不要なデータは削除し、重要データは記録媒体に保存しておいてください。

生前整理では、貴重品や重要書類などを、鍵のかかる金庫など安全な場所にまとめておくこと大切です。すべての貴重品を一か所で保管するのが不安な場合は、家族に伝えたうえで分散して保管すると良いでしょう。財産目録やエンディングノートを作成しておくのもおすすめです。

見積書の内容が分かりやすい

見積書の作業内容の内訳が、「作業一式」となっていませんか。作業内容と料金が具体的に記載されていない場合は質問してみましょう。作業内容を分かりやすく教えてくれる業者は良心的であることが多いです。

最低3社の業者に見積書の作成を依頼することをおすすめします。家具や家電などの買取価格や、不用品の処分にかかる費用が明記されているかも忘れずに確認してください。

遺品整理士などの有資格者が在籍

遺品整理にはさまざまな資格が必要です。例えば、不用品の運搬・処理には一般廃棄物収集運搬業の許可が必要であり、遺品の買取のためには古物商の許可を取得する必要があります。資格がない業者に遺品の処分を依頼すると、不法投棄などの危険性が高くなるため注意しなければなりません。許可を得ているかどうか必ず確認してください。

遺品整理を専門に行う資格として、遺品整理士があります。遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会が認めた資格。遺品整理に関する専門知識を持つことを証明する資格です。遺品整理士などの有資格者が在籍していることは、優良業者かどうかを判断する目安になるため、あらかじめチェックしておきましょう。

費用が相場から逸脱していない

遺品整理業者の呈示する費用が相場から逸脱していないかチェックする必要もあります。作業内容によって料金は異なりますが、複数業者から見積もりを取って比べた場合、あまりにも安すぎる場合は、選ばない方が無難です。遺品整理は値段だけで選ばないようにしてください。

地域などによっても費用の相場は異なりますが、間取り換算で、遺品整理の相場料金は、以下の表の通りです。エアコン取り外しなどの追加オプションが必要になる場合がありますので、詳細はそれぞれの業者に問い合わせてみてください。

部屋の間取りに対する費用はあくまで目安であり、実際の料金はトラックの積載量によって決まるのが一般的です。