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遺品を相続した後にすることは、形見として残しておくか、処分するか
遺品を整理していく中で、一見遺族の方にとっては不用品に思えるような品にも、高額で売れる遺品が隠れている可能性がある場合があります。
そのような価値のあるものを捨ててしまうのは非常にもったいないことです。
この記事では、高額の買取が期待できる遺品や、価値の有無を見極めるコツを紹介します。
貴金属
金・銀などの貴金属や宝石などは素材そのものに価値がつくため、購入された年代に関わらず高価買取を期待できます。
貴金属の買取を得意とするプロの鑑定士に見てもらうことで、素人には判断しづらい確かな価値を見出してもらえます。
- 金のリング・ピアス・ネックレス
- ベルトバックル
- メガネフレーム
- 金歯
貴金属は素材によって相場が異なるため買取価格にも大きく幅があります。
金のリングやピアスなどの重量が軽いものなら40,000円~50,000円ほどの買取価格が一般的ですが、ベルトバックルなどの金を多く使ったものは買取価格もアップするでしょう。
同様に、金歯や金縁メガネも重量によっておおよその買取価格を把握できます。
高級時計
ロレックス カルティエ タグ・ホイヤー パテック・フィリップ チュードル オメガ ランゲ&ゾーネ シャネル パネライ オーデマ・ピゲ フランクミュラー ウブロ ヴァシュロン・コンスタンタ ジャガー・ルクルト IWC リシャール・ミル ブライトリング セイコー
高級時計は古いものでも愛好家からの需要が高いため、保存状態に関わらず高価買取を期待できます。
高級時計の中でもロレックスなどの一流メーカー時計や宝飾されている時計は、高額査定がつきやすいでしょう。
また、年代物の時計はアンティーク品として鑑定してもらえる場合もあります。
骨董品
骨董品は、素人が価値を知らずに廃棄してしまう可能性が高いため注意しましょう。
骨董品の多くは品物に経年劣化があり、「古い・邪魔・汚い」などの印象を抱きやすいですよね。
しかし、高い価値を秘めているものは保存状態に関わらず高価買取を期待できます。
ブランド物
ブランド品は言わずと知れた高価買取アイテムです。
保存状態や付属品によっても買取価格は異なりますが、遺品整理では「今は手に入らない年代物」が見つかる機会が多く、品物によっては高価買取を期待できます。
金歯
「金歯なんて売れるの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、金歯は高価買取を見込める品物です。
金としての価値を持つため、買取依頼を出したときの地金相場に沿った買取金額がつくでしょう。
ちなみに、平成29年12月15日時点の地金相場は1gあたり4,944円、税込買取価格相場は1gあたり4,858円です。
仏具
仏具には線香立てや蝋燭立て、お鈴などさまざまなものがありますが、中には金や銀などの貴金属から作られているものがあります。
また、仏像は骨董品としての評価が高く、買取では思わぬような金額となる場合もあるでしょう。
家庭の事情などから仏具を処分しなければいけない場合は、材質を確かめて専門業者で査定してもらいましょう。
金緑メガネ
故人が愛用していたメガネは、多くの方が「形見」として大切に保管しています。
しかし、メガネが「金縁」なら金としての価値を期待できるので、買取依頼という選択肢も視野に入れておくのがおすすめです。
また、古いメガネはアンティーク品としても評価される場合があります。
茶道具
茶道具は骨董品、古美術品として高い価値を秘めています。
素人から見て「ただの錆びた薬缶(やかん)」だったとしても、愛好家にとっては「喉から手が出るほど欲しい鉄瓶(てつびん)」というケースもあるので、見つけた際は捨てずに査定へ出してみましょう。
人形
故人が大切に集めていた人形やおもちゃなどは、不要だからと捨ててしまうのも気が引けますよね。
そんなときは人形の価値を確かめることも視野に入れて買取依頼を検討してみましょう。
人形にはアンティークドールと呼ばれる希少なものもあり、素人には判断できない場合がほとんどです。
専門業者に依頼することで数万円~数十万円の価値を見出してもらえるかもしれません。
絵画・版画
絵画・版画などの美術品は見極めが難しく、「高そうに見えたけど価値は0円だった」「ぼろぼろなのに10万円の価値があった」というケースまでさまざまです。
大量生産された複製品の場合は価値が大きく下がりますが、流通数が極端に少ない作品や原画などは高価買取されやすいでしょう。
掛け軸
絵画・版画と同様に、掛け軸も素人では見極めが難しい品物です。
しかし、有名作家や詩人が手掛けたものなら驚くような高額査定が出る場合があります。
保存状態が悪いからといって処分せず、まずはプロの鑑定士に査定を依頼してみましょう。
お酒
開封されていない古いお酒はコレクターから高い需要があり、高価買取を期待できます。
買取実績も豊富なことから買取してもらいやすいため、遺品整理で出てきたお酒は処分せず大切に保管しましょう。
日本刀
名匠が手掛けた日本刀は、刀身に彫刻があったり、切れ味が良かったりなど、細部にも工夫が施されており、価値が高いです。
まとめ
保証書、付属品と一緒に高く売る
購入時の箱や鑑定書、箱などの付属品は、必ず保管しておくようにしてください。
なぜなら、鑑定書や箱などの付属品がついているブランド品は、本物として扱われやすく査定額UPに繋がります。
箱はかさばるので捨ててしまいがちですが、売却の際は高額査定の大きなポイントとなりますので、大切に保管しておくと良いでしょう。
また、ノベルティなどの非売品も一緒に売ることで更に査定額UPが期待できます。
保証書、箱などと一緒に大切に保管して置くのが高額査定のポイントです。
骨董品は自分で磨いたり掃除せず、そのまま査定にお持ちください。
骨董品やアンティークはきれいな状態の方が高価買取にはなりそうですが、汚れているからと自分で磨いたり、洗ったりしてキズがつき、価値が下がってしまうリスクもあります。
プロは多少汚れがあっても商品の価値をきちんと見抜きますので、ぜひそのままの状態でお持ちください。
絵画や掛け軸などは湿度に注意!
絵画や掛け軸などの骨董品、また着物などは、過度な湿気が大敵です!蔵や倉庫は湿度が高いので放置すると劣化が早まり、ボロボロになったり虫が出たりします。
骨董品を収納している場所には湿気対策をしっかりほどこしましょう。
遺品のエンドロールは、自社買取はもちろんのこと、提携する専門の買取業者がおります。 遺品整理で困る様々な悩みに対応でますので、些細なことでも弊社には気軽に相談して頂けましたら幸いです。