ゴミ屋敷になる7つの原因と片付け方法

街なかで、ゴミ屋敷を見かけることが増えていませんか?

自分の部屋がごみの山になってしまい、どうにかしたいと考えている人が増えています。

この記事では、ゴミ屋敷になってしまう原因を7つにわけてみました。

また、ゴミ屋敷になる原因を取り除く方法や清掃業者に依頼するメリットをご紹介しています。

この記事から、ゴミ屋敷をなくすための良い方法が見つかるかも知れません。  

ゴミ屋敷になる7つの原因

人の生活の仕方はそれぞれですが、それでも「なんでこれ捨てないんだろう」と思うことありませんか。

なぜ人は、捨てずに溜め込んでしまうのでしょうか。

その理由は、仕方なく溜めてしまっているケースや捨てられずにいるケースなどさまざま。

ここではその理由を7つにわけてご紹介します。  

もったいない精神

高齢者の口癖に「もったいない」というのがあります。

とくに戦争や戦後の物不足を体験した高齢者は、使える物を捨てることへの抵抗感が強いです。

SDGsも叫ばれている今日、「もったいない」という感覚は大切にしなければなりません。

しかし、「もったいない」がゴミ屋敷を生む発端ともなっているのです。  

収集癖がある

ゴミ屋敷をよく見ると、洗濯バサミやハンガーなど、収集に値しないようなものを大量に収集していることがあります。

いわゆる「収集癖」というものですが、独特な感性を持って集めているようです。  

思わず買ってしまう

ゴミ屋敷に住む女性に多いのが、ストレスを発散するために買ってしまうという傾向です。

必要に応じて購入しているわけではありませんので、捨てなければ必然的に家の中に溜まっていくことになります。

通常であれば、不必要なものは売却したり廃棄したりするのですが、他の要因が加わってゴミ屋敷となってしまいます。  

生活が不規則でゴミが出せない

ゴミ屋敷に住む若い方に多いのが、生活パターンとゴミの収集サイクルが合わず悩んでいる方です。

マンションなど、24時間ゴミを出せる環境にあれば問題はないでしょう。

しかし戸建てやアパートなどでは、ゴミの収集曜日や時間に合わせてゴミを出さなければなりません。

夜勤や出張の多い人にとって、決まった曜日や時間にゴミを出すことはたいへんです。

24時間ゴミを出せるマンションなら問題ありませんが、夜勤などがある人にとって毎日決まった時間に起きてゴミ出しをするのは意外に一苦労です。

ゴミ出しができない状態が続けば、自然と家にゴミがたまり悪臭や害虫などが発生する要因になるでしょう。  

片付ける暇がない

毎日残業が続く一人暮らしのサラリーマンなどは、夕飯や夜食後に片付ける体力もなくなっていることがあります。

忙しさのあまり休日も片付ける時間が取れない場合、コンビニ弁当などを食べ終わっても片付けられず、ゴミが家の中に溜まっていくことになります。  

他人に頼りたくない

性格が真面目だったり、自律意識の高い高齢者に多いのが、他人に頼りたくないという感覚です。 ゴミが家の中に溜まっていて捨てなければならないことはわかっている。

しかし、自分のことは自分でしなければならない、という意識が強く処理できずにいるのです。

このような人には、周囲の人からうまくアプローチすることで、ゴミ屋敷から開放されることもあります。  

ストレスや病気

仕事や家庭の環境からくるストレスから、ゴミ屋敷になってしまう例もあります。

また、ゴミ屋敷に住む人に多動性障害(ADHD)の患者さんが多いとも言われています。

ADHDは、なかなか本人では気づかないのですが、注意力や集中力を続けることができず、日常生活に支障が出てしまうものです。

また、高齢者は認知症により正確な判断ができなくなり、ゴミを溜め込んでいる可能性もあります。

ストレスによる無気力やADHDなどにより、ゴミを捨てることができなくなってしまい、ゴミ屋敷となってしまいます。

ストレスは、年齢や性別を問わずあります。

この点では、あなたの家もゴミ屋敷になってしまう可能性があるのです。  

ゴミ屋敷の原因を取り除くには

いったんゴミ屋敷になってしまった家は、その原因を取り除いてあげる以外に解決の方法はありません。

ゴミ屋敷に住む人の多くは、ゴミを溜めることが悪いと思っていません。

また、ゴミと認識していない場合もあります。 まずはその点を理解してあげることが大切でしょう。  

ゴミは「大切なもの」だと考えてあげる

一般的にゴミだと思われているものでも、ゴミ屋敷に住む人にとっては「大切なもの」の場合が多いです。

とくにゴミ屋敷に一人で暮らす高齢者にとっては、寂しさを紛らわすものでもあるのです。

なぜゴミ屋敷の住民はゴミを溜め込んでしまうのか。

これを理解し、解決に導くには、ゴミ屋敷の住民のことをまず理解しなければなりません。

この点を理解せず、一方的に「捨てなさい」と言っても、話は噛み合わないのです。  

リサイクルが可能なことを説明してみる

また、捨てるのではなくリサイクルを薦めることも効果的です。

大切なものだからこそ、捨てずにリサイクルすることで社会に貢献できるというストーリーで説得してみると良いでしょう。

片付けに協力する

ストレスや生活パターンから、片付けたくても片付けられない事例も少なくありません。

ゴミ屋敷は不衛生ですし、近隣に悪臭被害が及ぶこともあります。

本人の責任で片付けるべきと押し付けず、近隣住民が片付けに協力することでゴミ屋敷問題を解決したケースもあります。

もちろん住んでいる方の同意が必要ですが、一人では解決できない問題でもあります。  

病院に相談する

家の中にゴミの山と生活していることに違和感がないという場合、精神的な病気である可能性は少なくありません。 病院に相談することも、大切な解決方法です。  

ゴミ屋敷の清掃を専門業者に任せる理由

ゴミ屋敷の住人がゴミを片付けることに同意しても、いざ大量のゴミの廃棄方法や、部屋の消毒・消臭方法がわからず、改善されなかった事例も少なくありません。

ゴミ屋敷の清掃は、プロの専門業者にお任せください。 専門業者に任せる理由は、大きく3つあります。  

短時間で清掃できる

専門業者なら、短時間で確実にきれいな部屋に戻ります。

部屋の大きさやゴミの量にもよりますが、ワンルームであれば、半日程度で清掃可能医です。

お住まいの方がご自身で清掃なさる場合、殺虫剤などの薬剤や洗剤を準備したり、ごみの分別や回収曜日を確認したりと、数日掛けても終わらないこともあります。

先の見えない作業から、ゴミ屋敷の清掃を断念してしまうかも知れません。  

買い取りもできる

専門業者なら、廃棄するだけでなく、価値のあるものを買い取ってもらうこともできます。

買取価格は、清掃費用と相殺してくれる業者も多いです。

思った以上にリーズナブルに清掃を依頼できます。  

近隣に配慮してもらえる

清掃作業のプロなら、作業前に管理人さんや大家さんに挨拶をしてくれます。

また、お住まいの方のご希望に応じて、近隣にゴミ屋敷清掃と気づかれないよう作業することも可能です。  

ゴミ屋敷清掃なら遺品整理・特殊清掃のアッシュ

ゴミ屋敷清掃なら、特殊清掃の実績がある遺品のエンドロールにお任せください。

ゴミ屋敷の清掃作業は、ハウスクリーニングや廃品回収業者のような仕事だけではありません。 殺菌・消臭・害虫退治など特殊清掃のノウハウや技術も必要です。

遺品のエンドロールなら、熟知した特殊清掃のスキルで、あなたのゴミ屋敷をきれいに原状回復致します。

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この記事を書いた人
この記この記事を書いた人

相沢 元

職業:株式会社Ash 代表取締役

認定:遺品整理士認定協会認定 優良事業所、遺品整理士認定協会認定 遺品整理士

遺品整理、生前整理、特殊清掃の業務に約10年従事し、ここまで関わった現場経験は1000件を超えます。相続など終活に関連する総合的アドバイザーとしても活動しています。

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